file no.17

Z:Zone

 私は、引越し経験が多い。同じ小学校に通ったのは最長が2年間である。だから、家の近所のことをよく知らないままなことが殆どである。ひどい場合は、駅から家までの帰り道しか知らなかった。また、近い場所へ引っ越すことも多かったので住所が似ていることが多かった。だから、自宅の住所・電話番号を覚えていなんてことはしょっちゅうだった。ちなみに今は覚えています。ただ時々、急に聞かれると以前の住所と混ってしまい戸惑うことはある。自宅の住所が言えなかった時、友人に「リサは自分が住んでいる場所に余り興味がないんじゃない?(笑)」と言われた。確かに、と思ってしまった。私には、郷土愛みたいなものが少ないような気がする。今まで住んだところは、それぞれに良い所があった。それぞれ良い所があったからこそ、1つの地を[特別]には出来ない。
 私は引越すことが多かったので、友人との別れをよく経験した。小学生では住んでいる所が離れてしまうと、関係も薄れてしまうことが殆どであった。だから私は、幼馴染がいるということが、とても羨ましい。成長して色々な人と接する度に、育った環境というのは大事なんだなぁと痛感する。育ったところが同じだと、性格は違っても、根本的な基準(価値観)が同じだったり、沢山の思い出を共有できる。自然と大切な人になるんじゃないかなと思う。今度、私の幼馴染を探しに行ってみようかな。


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